こんばんは!ラクリスfit大阪のNAOKI KUSAYAです!
本日は腸内環境と睡眠の関係について少しお話していきます。
腸内環境は睡眠と密接な関係にあり、人が快適な睡眠を得るために必要なものがあります。
それは……「睡眠ホルモン」です!
「睡眠ホルモン」が正常に生成・分泌されることで、快適な睡眠が得られます。
しかし現代人の5人に1人は睡眠トラブルを抱えており、最近では腸内環境改善が睡眠トラブルを解消すると言われていますね。
では腸内環境と睡眠はどんな関係にあるのでしょうか?
まず快適な睡眠を得るためには「メラトニン」という睡眠ホルモンがしっかりと生成・分泌されることが重要です。
しかし「メラトニン」は必須アミノ酸の「トリプトファン」を基に生成されるのですが、「メラトニン」「トリプトファン」共に食品から摂る事は出来ません。
そこで腸内細菌の出番となります!
良質なたんぱく質を腸内細菌が分解する事で、必須アミノ酸の「トリプトファン」が作られます。
この「トリプトファン」を基に「メラトニン」が作られ、私たちを快適な睡眠に導いてくれます。
因みに、精神を落ち着かせてくれる「セロトニン」は「メラトニン」の前段階のホルモンで、腸内細菌が減って働きが衰えると「セロトニン」が減り、それに伴って「メラトニン」も減ります。
これがうつ病と不眠が相関関係にあると言われる理由です。
少し難しい話となりましたが皆様ご存知の乳酸菌シロタ株(いわゆるヤクルト)やカルピス製品からも睡眠の改善効果があることが報告されていますのでこれらのような身近なものを活用して良い睡眠をとりましょう。