坐骨神経は体内で最も大きな神経で、腰から足にかけて広範囲を支配しています。坐骨神経が支配する主要な筋肉は次のとおりです。
### 腸腰筋(腰部)
- **大腰筋**
- **腸骨筋**
### 大腿部(太もも)
- **ハムストリングス筋群**
- 半腱様筋
- 半膜様筋
- 大腿二頭筋(長頭)
### 下腿部(ふくらはぎ)
- **下腿三頭筋**
- 腓腹筋
- ヒラメ筋
- **足底筋**
- **膝窩筋**
- **長母趾屈筋**
- **長趾屈筋**
- **後脛骨筋**
- **腓骨筋群**
- 長腓骨筋
- 短腓骨筋
### 足部
- **足の内在筋**
- 小趾外転筋
- 短趾屈筋
- 母趾外転筋
坐骨神経は主にこれらの筋肉に信号を送って動作をコントロールしており、痛みやしびれが出る場合にはこれらの筋肉にも影響が及ぶことがあります。